自作小説やアニメの評論
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 「このまま暗く旅立つってのもなんだか味けないですね」 ナーガさんがそう言った。 「かりんさんには申し訳ないけど、残ったお金で最後の宴会ってどうだろう」 「楽しい気持ちで旅立つの、、いいですね」 かりんさんも承知してくれた。 僕らは樹海に向う道すがらに、大型ショッピングセンターに立寄り、必需品を購入することになった。 運転はとんさんとナーガさんが交代ですることになった。 食料品とあと雨になった場合に、、降水確率は低かったがもし雨が降ったら、外で死ぬのはどうもと言うことで七厘と炭を購入した。 「やっぱり、雨はだめよね、、そんなとこで、もう惨めになっちゃう」 「とんさんは、道を良く知ってるみたいですが、何回か来たことあるんですか」 僕はついくだらないことを聞いてしまった。 「まあ、、いつか行きたいなあって何度かね、雨が降ったり、人が多かったり、なんだか一人だと度胸がなくて」 とんさんは照れて言うが、それは分かる。 若いころならば、自分の死後を美化して考えれるが、僕らの年になると、自分の死なんか誰も問題にしないだろうことが分かっている。
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