自作小説やアニメの評論
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とんさんがハンドルを握って皆が、最初は大型ショッピング店を目指した。 誰もが普通の生活を営む普通の人達だった。 まだ、後援してくれる人間がいる人は、生活保護を受けられるし、それが当然と 親子三代で受けている人もいるらしい。 本当に困っている人もいるが、偽装や脅しで貰っている人もいる。 だが、僕らにはそんな後援してくれる人もいないので、生活保護にしてもらえる希望はない、普通の人にはキビシいのだ。ホームレスになるしかない。 ソニアさんが自嘲ぎみに言う 「明るく啓発本読んで前向きにって言うけど、前なんかないのよね。前は閉ざされて良くなることなんかない。悪くなって疲れるだけの人生なんかいらないわよ。私だって小さな平凡な幸せを望んでいただけなのに、主人が親戚の事業の保証人になって、何千万もの借金を残してその親戚はいなくなったの、家を売って何もかも無くなっても、まだ子供がいたから、、希望ってあったわ、その子だけのために、頑張っていけた。でも、子供が事故で死んで、、本当に何も無くなって、あとは借金だけ、、希望もないのに生きていくの辛くなったの、、、旦那も酒びたりで、仕方なく私がスナックで働き始めたんだけど、それが旦那は気に入らなくて、毎日けんかばかり、生活の為に働かなくてはっていうけど、未来も何もないのにどうしてこの人が作った借金の為に苦しい思いして、なじられて、、ばかばかしいってか疲れたの、、子供だけでも生きてればね、、離婚して自己破産してそれで、、結局これから先に何があるっていうのか、、」 ソニアさんの人生の暗い澱のようなようなものが表情に現れていた。
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